シーズン到来の「牡蠣」に注目!〜「牡蠣」×「辛さ」で牡蠣料理に広がりの兆し?〜「FoodDataBank 外食トレンドニュース」2022年11月号公開
累計90万件以上のおいしい一皿が集まるグルメコミュニティサービス「SARAH」を運営する、株式会社SARAH(本社:東京・千代田、代表取締役:髙橋洋太)は、「外食トレンドニュース2022年11月号」を公開いたしました。ユーザーの投稿情報を外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」で分析したところ、毎年寒い時期に伸長する牡蠣料理投稿では、牡蠣特有の「濃厚」「旨味」に次いで「辛い」というキーワードが上昇していることが分かりました。今回は冬の「牡蠣」人気について、その注目ポイントを掘り下げてお伝えします。
外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」から「牡蠣」についてのデータを見てみると、毎年寒い時期(12月頃がピーク)に投稿数が伸長していることが分かりました。真牡蠣や岩牡蠣など、水揚げされる種類が豊富な日本では1年を通して口にすることができる牡蠣ですが、真牡蠣のシーズンである冬の寒い時期に多く食べられる傾向にあるようです。
直近5年間の「牡蠣」投稿に関する年代比率(グラフ)からは、年代に大きな偏りは見られず幅広い世代に食べられていることが分かります。
一方で、更に年代別の投稿推移(グラフ)に注目をしてみると、50代以上の人気が上昇傾向にあることが分かりました。
「牡蠣」とともに投稿された「味」に関する投稿キーワードTOP3(表)では、「濃厚」「旨味」「辛い」といったキーワードが前年より多く出現しており、牡蠣料理に対して消費者が注目しているポイントが分かります。
牡蠣はその豊富な栄養価から「海のミルク」と言われており、日本人は縄文時代から牡蠣を食べていたという記録もあるようです。牡蠣の身から出る白い汁はグリコーゲンという「旨味」のもととなる成分。消費者の注目ポイントで「旨味」というキーワードが2位に入ることからも、牡蠣の素材としての特徴が「味」に大きな影響を与えていることが分かります。
参照:東北農政局Webサイト
https://www.maff.go.jp/tohoku/monosiritai/syokutaku/kaki.html
参照:農林水産省Webサイト(「特集2 カキ」の箇所)
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1709/characterinformation.html
牡蠣を活用した料理投稿を「濃厚」「旨味」「辛い」のキーワード毎に見ていくと、牡蠣の栄養満点な濃厚さを活かすには主役級のポジションで、グリコーゲンを多く含む強い旨味を活かすには煮込み系の料理への活用が見られました
「辛さ」の観点では、エビチリならぬ「カキチリ」や、「キムチ」「麻婆豆腐」の具材として使われている投稿が目を引き、牡蠣特有の”とろっとした濃厚さ”や”凝縮した旨味”と辛さとの相性がポイントのようです。牡蠣と辛さを掛け合わせることで、辛さに奥行きを生み、濃厚な辛さが口いっぱいに広がるイメージは、今後の牡蠣料理の広がりとしても注目です。
真牡蠣のシーズン真っ只中の11月。体調を崩しがちな季節の変わり目に、牡蠣の特徴を活かした旨味も栄養も満点の牡蠣料理を、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
<投稿画像・おすすめメニュー紹介>
※掲載メニューは閉店した店舗や、提供を終了したメニューが含まれている場合があります。最新情報は店舗の公式サイトでご確認ください。
①:濃厚
・クラシックチーズバーガー+筍+牡蠣のトマトソース煮込み(milia burger/ 大阪府大阪市)
https://sarah30.com/menus/2726141
・牡蠣のラグーソースクリーム(イル・ガビアーノ/広島県広島市)
https://sarah30.com/menus/2686425
・牡蠣と柿のグラタン(トラットリア バール イル ポルトローネ (TRATTORIA BAR IL POLTRONE)/ 東京都足立区)
https://sarah30.com/menus/2482629
②:旨味
・牡蠣野菜カレー (カレーライス専門店 ブラザー/ 東京都新宿区)
https://sarah30.com/menus/2665850
・牡蠣のクリームシチュー(厨 sawa/埼玉県越谷市)
https://sarah30.com/menus/2662408
・牡蠣とクリームチーズのパテ(地下の粋/東京都中央区)
https://sarah30.com/menus/1004391
③:辛い
牡蠣キムチ(大衆食堂スタンドそのだ五反田店/東京都品川区)
https://sarah30.com/menus/2656275
牡蠣クレソン(Vaji spice/東京都渋谷区)
https://sarah30.com/menus/2688037
※2022年11月現在は、日替わりメニューとして提供中。
宮之城産筍のブッディーノ(トラットリアシン/鹿児島県霧島市)
https://sarah30.com/menus/2745249
<参考情報>
SARAHの「牡蠣を使った人気メニュー30選」はこちら
URL:https://sarah30.com/menus?menu_ingredients[]=33
2022年10月以前のFoodDataBank「外食トレンドニュース」はこちら
URL:https://fooddatabank.net/categories/trend_news
【食品メーカーや飲食店の方へ】
外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」では、SARAHユーザーの口コミ投稿から、メニューのトレンドや人気の要因の分析が可能です。またFoodDataBankに蓄積されたデータは今後のトレンド予測にも活用していくことができます。 FoodDataBankを活用して新メニュー開発・企画、マーケティングに役立てる事に、興味がある方はお気軽にお問い合わせお待ちしております。
———-
※投稿データの数値は、検索キーワードを含むレビューが投稿された頻度を月ごとに計算し、グラフ上の最高値を基準として、相対的に表したものです。100 の場合はそのキーワードの投稿頻度が最も高いことを示し、50 の場合は投稿頻度が半分であることを示します。0 の場合はそのキーワードに対する十分なデータがなかったことを示します。
———-
■グルメコミュニティサービス「SARAH」概要
2015年にリリースしたレストランの一皿に対する投稿を中心とした、グルメコミュニティサービスです。
レストラン単位ではなく、麻婆豆腐やポテトサラダなどのメニュー単位での投稿や検索が可能です。“渋谷の本当においしいポテトサラダ”や、“福岡のもつ煮込み”といった今までにない、メニューごとという切り口から、ごはんを探すことが可能です。
■外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」概要
本サービスは、グルメコミュニティサービス「SARAH」内にユーザーから投稿された、累計90万件以上の口コミ外食データをベースとした、外食トレンドを分析できるサービスです。
「全国の飲食店で何が食べられているか」や「おいしいと思われるメニューの傾向」など分析を通し、今まで気づかなかった素材の組み合わせや、世の中のトレンドの傾向を簡単に把握する事が可能になります。 「よりよい食との出会いをつくり、365日の景色をあざやかにする。」という想いを実現するため、データ分析サービスを通して食に関する企業の商品企画/マーケティングを支援いたします。
■株式会社SARAH 会社概要
社名 : 株式会社SARAH
代表取締役 : 髙橋洋太
設立 : 2014年12月1日
資本金 : 7億7千万円
所在地 : 東京都千代田区神田神保町1-4-6-7F
HP : https://corporate.sarah30.com/
事業内容 :
・グルメコミュニティサービス「SARAH」の企画・開発・運営
SARAH(iOS): https://apps.apple.com/jp/app/id916083595
SARAH(Android): https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sarah30.android
SARAH(Web): https://sarah30.com/
・外⾷ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」の企画・開発・運営
FoodDataBank :https://fooddatabank.net/
RECENT NEWS
- グルメアプリ「SARAH」、お店への”応援を可視化”する新機能「NOREN」をリリース!
- 日本発! ユーザーのガス代負担がない”食とヘルスケア”に特化したレイヤー1 パブリックブロックチェーン「ONIGIRI Chain」をリリースしました
- 日本初!グルメアプリSARAH、Avalancheブロックチェーンを提供するAva Labsと戦略的支援を含むパートナーシップを締結
- SARAH、金融/経済のエキスパートをアドバイザーとして招聘
- SARAH、新執行役員就任のお知らせ
- SARAH、国内最大のNFTアートイベント「NFT ART TOKYO 4」に出展決定!
- SARAH、新経営体制への移行のお知らせ
MONTHLY ARCHIVE
- 2024年5月 (4)
- 2024年4月 (1)
- 2024年3月 (1)
- 2024年2月 (5)
- 2024年1月 (2)
- 2023年12月 (1)
- 2023年10月 (1)
- 2023年9月 (5)
- 2023年8月 (1)
- 2023年6月 (4)
- 2023年5月 (1)
- 2023年4月 (4)
- 2023年3月 (7)
- 2023年2月 (3)
- 2023年1月 (6)
- 2022年12月 (6)
- 2022年11月 (2)
- 2022年10月 (4)
- 2022年9月 (2)
- 2022年8月 (3)
- 2022年7月 (3)
- 2022年6月 (2)
- 2022年5月 (4)
- 2022年4月 (1)
- 2022年3月 (2)
- 2022年2月 (2)
- 2022年1月 (3)
- 2021年12月 (2)
- 2021年11月 (2)
- 2021年10月 (1)
- 2021年9月 (1)
- 2021年8月 (3)
- 2021年7月 (3)
- 2021年6月 (4)
- 2021年5月 (1)
- 2021年4月 (1)
- 2021年2月 (2)
- 2021年1月 (4)
- 2020年10月 (5)
- 2020年9月 (8)
- 2020年8月 (18)
- 2020年7月 (18)
- 2020年6月 (4)
- 2020年5月 (5)
- 2020年4月 (1)
- 2020年1月 (3)
- 2019年12月 (1)
- 2019年11月 (1)
- 2019年8月 (1)
- 2019年7月 (1)
- 2019年6月 (2)
- 2019年4月 (1)
- 2019年2月 (7)
- 2018年12月 (2)
- 2018年11月 (1)
- 2018年7月 (1)
- 2018年4月 (1)
- 2018年3月 (2)
- 2018年1月 (2)
- 2017年12月 (2)
- 2017年10月 (6)
- 2017年9月 (1)
- 2017年8月 (1)
- 2017年6月 (3)
- 2016年8月 (1)
- 2015年8月 (2)
- 2015年5月 (1)
- 2015年4月 (1)